解説文/デジタル:3

一世を風靡したレディ・コミ誌であったが、2009年頃から出版全体の不況と共に徐々に衰退していく。時を同じくして 小林もレディ・コミの第一線を離れている。小林が活躍していた「ラビアン」「タブー」誌も2009年相継いで廃刊となり「レディ・コミ」いうマンガジャンルはまさに、一時代の化花としての役割りを終えた。 小林はその後、2000年頃より参加していた同人誌やプライベートブックス作成の分野に軸足を移し、コミックマーケットや オンラインノベルでの活動となっていった。
人気のあった「ラビアン」「タブー」誌に掲載された作品をセレクトした【Mʼs MAGAZINE】のシリーズ発行の他、イラストの オンライン販売、人気ゲーム「ゼルダの伝説」の二次創作(スピンオフ)本等を作成し、コミックマーケット等に参加していた。 また、この時期にはオリジナルの小説なども発表している。
2014年には、「六本木 cafe crow」にて”ボンテージ、ディシプリン” をテーマにした企画展に作家仲間と共に参加している。

 

《M’s MAGAZINE 》

 

《ゼルダの伝説》ニ次創作の活動より

 

《六本木cafe crow》企画展展示ポスター