2020年8月1日 お知らせ
🍀作家のご紹介/宮永春香
宮永春香(みやなが はるか)/陶磁
金沢美術工芸大学 美術工芸研究科博士課程修了
現在、金沢美術工芸大学 工芸科講師
《主な展覧会、賞歴》
2003 第41回朝日陶芸展 秀作賞
2008 「宮永春香 白陶 やわらかく編む」INAX ギャラリーセラミカ(東京/京橋)
「素材×ART -北陸の若手工芸作家」展(金津創作の森アートコアミュージアム/福井)
2009 アーツ・チャレンジ2009(愛知芸術文化センター)
「宮永春香展 FEITICO」村松画廊(東京/京橋)
「宮永春香 陶の表象-虚と骨からFEITICOまで-」愛知県美術館 展示室6
2011 「宮永春香 陶の護符」INAX ライブミュージアム(愛知/常滑)
2012 「FEITICO Haruka MIYANAGA 」Acorn Galley (Clemson University/USA)
2018 「虚と骨 宮永春香展」SILVER SHELL(東京/京橋)、ArtShop 月映(石川/金沢)
2019 「この世界で生きる、日々のかたち」展(富山/黒部)
《作品について》
■ FEITICOは編み物により制作した陶磁器の作品です。編み物をやきものに置き換えるという作品制作に取り組む中で、編むという行為に、どこか祈りに通じるものを感じています。
木や布、そして金属でさえもやがては時間を経ると朽ちていきます。編み物がやきものとなったとき、編む行為、つまり祈りそのものが永遠性を獲得していると言えるかもしれません。