2020年8月

💐『小林澪子回顧展』へ JR姫路駅からの道順

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JR姫路駅からギャラリーへの道順】

JR姫路駅《中央出口の北口》へ出ると『姫路城』がドーンと見えます。

②手前にある信号を渡り《交番》の裏へ回ります。

③④神姫バスのステーションの(9)(10)乗り場から 89111213 行きのいずれかのバスに乗ります。(運賃220)

⑤バスに乗って約12分『南八代』で降車。小学校側へ横断歩道を渡り左方向へ。

⑥⑦「整骨院こころ」の手前の路地を右へ2分ほど進むと〜。

⑧芝生のあるマンション《シルクヴェール南八代》に着きます。

 その地下1階と2階が【ギャラリーランズエンド】です。

💐『小林澪子回顧展』スタートしました

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会場掲示「ごあいさつ」より

本日は「小林澪子回顧展」にお越し頂きありがとうございます。

小林澪子(本名:陰山妃呂美 / かげやま ひろみ)は、1990年代初期より2000年代初期にかけて、俗にレディ・コミと呼ばれる女性向け漫画雑誌の人気作家として活躍しました。 性的側面の強いレディコミ雑誌の中でも小林が多くの作品を発表した「タブー(三和出版)」は、ほぼ SM 主体の 過激な編集方針で、小林の作品内容もその方針に従ったものでした。

しかし、小林本来の作品は人間の心理描写に重きを置く作風であった故、作品中で常人理解しがたい倒錯行為に 耽る女性達を描きながらも、彼女たちの心の内やそこに陥る深理、性癖など(彼女たちなりの)整合性を丹念に 描いていきました。 その作風が多くの読者の支持を得て、「女性ならではの目線でエロティシズムを描く漫画家」との評があります。

幼い頃から漫画絵を描く事が大好きで、ひたすらにその道を精進してきた小林澪子でしたが、残念ながら 2019 年春 病没致しました。享年56歳。早すぎる死でした。

今回の回顧展では、1990~2002年頃の小林澪子の原画を中心に展示しています。 手描き原稿に残る小林独特のしなやかで長いストロークで描き出される柔らかな女体表現、内なる闇を秘めた気だるく 物憂げな表情などに注目して頂きたいと思います。

小林澪子が気に入って、学生時代からペンネームとして使っていた「澪」という字には「航跡」という意味があります。 私たちは、漫画という表現法を愛し、描き続けた女性の航跡の一部を皆様に見て頂きたく、この回顧展を企画しました。 どうぞごゆっくりご高覧下さい。                                       

[小林澪子回顧展]企画実行委員会           松田 紀子

 

 

🍀『しろ[素]き かたち』展示の様子 vol.2

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🍀『しろ[素]き かたち』展示の様子 vol.1

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🍀作家のご紹介/宮永春香

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宮永春香(みやなが  はるか)/陶磁

金沢美術工芸大学 美術工芸研究科博士課程修了

現在、金沢美術工芸大学 工芸科講師

《主な展覧会、賞歴》

2003   第41回朝日陶芸展 秀作賞

2008   「宮永春香 白陶 やわらかく編む」INAX ギャラリーセラミカ(東京/京橋)

「素材×ART -北陸の若手工芸作家」展(金津創作の森アートコアミュージアム/福井)

2009      アーツ・チャレンジ2009(愛知芸術文化センター)

「宮永春香展 FEITICO」村松画廊(東京/京橋)

「宮永春香 陶の表象-虚と骨からFEITICOまで-」愛知県美術館 展示室6

2011        「宮永春香 陶の護符」INAX ライブミュージアム(愛知/常滑)

2012        「FEITICO Haruka MIYANAGA 」Acorn Galley (Clemson University/USA)

2018       「虚と骨 宮永春香展」SILVER SHELL(東京/京橋)、ArtShop 月映(石川/金沢)

2019        「この世界で生きる、日々のかたち」展(富山/黒部)

 

 

 

《作品について》

■ FEITICOは編み物により制作した陶磁器の作品です。編み物をやきものに置き換えるという作品制作に取り組む中で、編むという行為に、どこか祈りに通じるものを感じています。
木や布、そして金属でさえもやがては時間を経ると朽ちていきます。編み物がやきものとなったとき、編む行為、つまり祈りそのものが永遠性を獲得していると言えるかもしれません。

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